どうせなら、2006年6月6日に観てしまおうと、初日に行ってしまった。
6月6日に、ネット上、劇場のポスターなどからダミアンの姿がなくなる、と言う話だったが、いるじゃん? 映画公開=姿を現す、のでその他の媒体から消えると言う予告だったが?
う~む。
ま、いいや。とにかく観てしまった。
原作が面白かったから。オリジナルが印象的だったから、気になって…。
悪魔の弟子の印、666のアザを持つ子、ダミアンのお話。
6月6日午前6時に誕生した母親不明の赤ん坊を、実の子を亡くしたソーン夫妻が引き取り育てる。その子ダミアンが6歳になった時、家政婦、神父らが次々に謎の死を遂げる。母親は子供に不信感を抱く。父親もやがて驚くべき、ダミアン誕生の真実を知る。そして…。
なんで、これもリメイクしたんだろう。ハリウッドはそれほどオリジナルの話が作れないのか。最近ホラーはリメイク三昧。そして、やっぱりオリジナルを超える事は出来ないのだ。意味ないじゃん!
デジタルで映像がキレイになったから作ってみた? CGが上手くなったから?
「オリジナルを完全に再現した」と宣伝しているけれど、それに何の意味が?
オリジナルを知らない人には楽しめるだろう。
やはり怖い話だし。ショッキングな映像があるし。面白いし!
オリジナルを観てそれなりの衝撃を受けた私にとっては……。
原作の面白さを、うまくまとめて映像にしている。だが、それはオリジナルがそうだからである。
焼き直しって感じだった。現代に合わせて作り直したのね、って感じ。
今でもオリジナルの、荘厳かつ恐怖を煽る音楽が耳に残っている。あれは名曲だ。今回のは、音楽が記憶に残っていない~。
ミア・ファローが、ダミアンの味方である家政婦の役で出演している。『ローズマリーの赤ちゃん』の初々しい妻の姿が、懐かしい。
それなりに、それなりの映画だった。本当に「焼き直し」って言葉か当てはまる…。時間と暇とお金があったら、観ても良いかも~?
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- オーメン666